空手道 市川道場 ニュースレポート

第26回錬成大会


2023年5月28日(日) <ロート奈良第二武道場>

 
第二十六回 市川道場錬成大会 結果 
優勝 準優勝 3位 4位
幼年の部 宮澤 凛
(真美ケ丘)
奥田 遥隆
(大宮)
森 遥生
(松井山手)
山下 郁
(松井山手)
小学1年生の部 廣田 晴飛
(松井山手)
山下 晴希
(松井山手)
佐々井 唯翔
(真美ヶ丘)
西尾 晃誠
(大宮)
小学2年生の部 菅野 泰禅
(松井山手)
奥田 隆聖
(大宮)
西久保 百花
(大宮)
大原 湊斗
(大宮)
小学3年生の部 中川 航汰
(真美ケ丘)
中野 歩星
(真美ケ丘)
市田 唯人
(松井山手)
樋口 絢仁
(真美ケ丘)
小学4年生の部 出原 優太
(大宮)
中堀 凱翔
(真美ヶ丘)
芦田 壮吾
(大宮)
辻 春翔
(
真美ヶ丘)
小学5年生の部 増井 庵嗣
(大宮)
徳野 遥輝
(松井山手)
北中 悠翔
(大宮)
澁谷 瞭
(大宮)
小学6年生の部 笠原 颯将
(大宮)
中川 晴渡
(真美ケ丘)
辰己 凛太郎
(真美ケ丘)
尾野 聖真
(真美ヶ丘)

 中学生女子の部  市川 心愛
(大宮)
 辰已 優実奈
(真美ケ丘)
 藤山 楓
(松井山手)
 
中学生男子の部 堀田 陽生
(大宮)
高畑 健斗
(大宮)
坂東 隼
(真美ケ丘)
坂口 一真
(松井山手)
一般の部 市川 尚義
(大宮)
甘利 咲太郎
(松井山手)
和田 真龍
(大宮)
高 泰河
(大宮)
 敢闘賞
※50音順
 紀戸 志月
(真美ケ丘)
 高 泰河
(大宮)
 澁谷 瞭
(大宮)
宮澤 舞唯
(真美ケ丘)

 

令和五年五月二十八日、ロート奈良第二武道館にて、空手道市川道場 第二十六回錬成大会が開催されました。
 当日は晴々とした天気の良い日で、大会に相応しい一日となりました。
 今回も参加者が約80名と、経験が豊富で優勝を狙える選手、経験を積み次回以降の優勝を目指す選手、初めての参戦で不安と期待を持つ選手達が、それぞれの想いを抱えながら開会式を迎えました。
 両コートで試合が始まり、幼年、小学生、中学生女子、中学生男子、一般の部で初戦より激戦が繰り広げられました。
 どの階級も成長を感じる素晴らしい試合ばかりでしたが、印象に残ったのは五年生の澁谷暸君です。
入場から気迫と覇気を全面に出し、どれだけ疲れてもダメージを負っても決して退がらず、声を出してひたすら前につき進む、その姿に心を打たれた人は少なくないと思います。

 午後の部ですが、まずは道場生演武が行われ、日々の稽古の成果を保護者の皆様に披露をする事が出来ました。
今回の演武では市川初段、甘利初段、井上初段、生田準初段、次世代を担う学生達が基本や型で堂々とした姿を見せてくれました。

全員での基本や型、そして試し割りも成功をして、試合と一味違った素晴らしい道場生演武となりました。

 決勝戦を前に、市川師範による演武が行われました。
市川師範の動き、呼吸から会場が静寂に包み込まれ、空気が一瞬で変わるのを肌で感じました。
瓦割りの迫力は言い表す事が難しいですが、圧巻の一言でした。

そしていよいよ決勝戦です。
各階級の選手達は最後の瞬間まで全てを出し切って戦い、その気迫漲る一挙手一投足に、観戦者の感動を呼ぶ試合ばかりでした。

一般の部決勝では、中学生ながらエントリーした市川尚義初段と、高校生の甘利咲太郎初段との前回大会同様の顔合わせとなりました。
互いにレベルの高い試合展開でしたが、市川初段の一瞬の隙をついての中段突きが決まり、その後の膝蹴りで合わせ一本勝ちが決まりました。
両者に憧れと尊敬を持つ後輩達には、大いに目標になり、大会を締めくくるに相応しい試合となりました。

激闘を繰り広げた二人には、会場内から惜しみない拍手が送られました。

 閉会式では市川師範より「薩摩の教えに、『男の順序』と言うものがあります。
一位、何かに挑戦し、成功した者
二位、何かに挑戦し、失敗した者
三位、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
四位、何もしなかった者
五位、何もせずに批判だけしている者
六位、批判をし、人の足を引っ張る者

これに当てはめると皆さんは二位以上です。
自分に自信と誇りを持ってください。」

と、お言葉を頂きました。

今回、参加した選手の皆さんには、その教えを思い出し、新たな目標に挑み続けてほしいと思います。

 市川道場錬成大会、数々の感動の場面があり、熱い気持ちになれる一日でした。
選手の皆さん、保護者並びに関係者の皆様方、本当にありがとうございました。




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