空手道 市川道場 ニュースレポート

2023年春季審査会


2023/3/21<(火)>『やまと郡山城ホール柔道場』

 

2023年3月21(火)大和郡山城ホールにて、春季審査会が開催されました。

今審査会では、市川準初段・井上一級による昇段連続10人組手、少年部からは市川一級、高畑一級、アミールハック一級による昇段連続7人組手の挑戦が行われました。
また初級、中級、上級合わせて約70名の道場生が審査会に挑戦しました。

 市川師範から『本日は稽古の成果を発表する舞台です。これまで支えてくれたご両親や道場の先生、仲間達への感謝の気持ちを持って事に臨んでください。』と挨拶があり、審査会が開始されました。

基本、柔軟、補強、飛び蹴りと審査項目が順調に進み、これまでの稽古の成果が遺憾無く発揮されます。

型の審査も滞りなく進み、審査項目は残すところ組手となりました。
普段とは違う場所、違う対戦相手との手合わせですが、受審者達は前回の審査からの成長を見せてくれました。

そしていよいよ、昇段連続組手が始まります。

先ずは市川準初段からの挑戦です。
ここ最近心身の成長と共に実力も身に付き、誰もがその強さを知っています。
鋭い突きや華麗な足技を繰り出しますが、やはりここは昇段審査。
これまでの疲労の蓄積と怪我の影響もあり、予想外の苦戦を強いられます。
しかしながら持ち前の気持ちの強さと、仲間達の声援を受けて見事に連続10人完遂。
彼の姿を見て、参加者は胸を打たれた事と思います。

続いては井上一級です。
序盤から身体の大きさを活かし力強い組手を見せてくれましたが、中盤以降厳しい展開となります。
井上一級も黒帯に賭ける想いは強いものがあり、気力を振り絞り市川準初段同様、中学生ながら見事に10人組手を完遂しました。
これから益々の活躍が楽しみです。
 
続いては市川一級、高畑一級、アミールハック一級の三人による連続7人組手が始まりました。

市川一級は審査前に負傷等があり、プレッシャーがあったと思いますが、見事に連続組手を達成。
いつも周囲に気を配る優しい市川一級の強い一面を見る事が出来、参加者に大きな感動を与えてくれました。

高畑一級は市川師範から『この連続組手で、これまでの全てを見せるように。』と鼓舞され、その言葉通り覇気を全面にだした素晴らしい連続組手を見せてくれました。
更なる成長が期待されます。

アミールハック一級は後半動きが鈍る場面で市川師範より「君の一番の武器はなんですか?」との問いに「気合いです!」と返答し、改めて気合いを入れ直し、前に出続けて完遂。
どんなに辛くても退かず前に出続ける姿勢を見せてくれました。


 最後に市川師範から『黒帯挑戦者の皆さん、お疲れ様でした。稽古は、今日を頑張れたら明日も頑張る。明日頑張れたら明後日も頑張る。と言う一日一日の積み重ねを大切にした人が、目標を達成出来ます。色帯の皆さんもその気持ちを持って是非黒帯に挑戦してください。』と挨拶を頂きました。

道場生には、市川道場で小さな成功体験を繰り返し、大きな自信を育んでほしいと思います。
そしてその自信を胸に、やがて各分野で羽ばたいてほしいと思います。

 受審者の皆さん、大変お疲れ様でした。
そしてスタッフ並びに保護者の皆様方、本当にありがとうございました。




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